弊社は、主にキャッシュレス決済のゲートウェイシステムを提供する事業を展開しております。
事業の中でも特にQRコード決済が中心で、中国のWeChat PayやAlipayを始めとする、いわゆる「チャイナテック」を日本の市場に積極的に展開してまいりました。
清掃ロボット事業については、弊社が決済事業から始まった会社である背景が関係しています。
現在、「省人化」というキーワードのもとでロボットの需要が非常に高まっています。
弊社の加盟店様には小売業のお客様が多く、その省人化へのニーズに応える形で、業務用清掃ロボットの取り扱いを開始いたしました。
2.
異業種である清掃ロボットを代理店として展開するにあたり、当初どのような点に難しさや不安を感じましたか?
代理店として事業を始めるにあたり、そもそも弊社にはロボットや清掃に関する専門的なノウハウがあったわけではございませんでしたので、当初は戸惑うことも多かったです。
しかしながら、独自に学習し国内市場の競合をリサーチした結果、アイウィズ様のロボットが非常に優れていることが分かりました。
そのため、お客様にご提案すると大変ご好評をいただき、商談自体はスムーズに進めることができました。
3.
最終的にアイウィズロボティクスの業務用清掃ロボットを採用された決め手は何でしたか?
現在、弊社が取り扱っているのはアイウィズロボティクス様の製品のみです。決め手は大きく二つあります。
一つ目は、製品そのものの品質が優れていた点です。
アイウィズロボティクス様が国内市場をしっかりとリサーチし、現場のニーズに合った製品を開発されていたため、弊社やお客様が求める品質に対し、非常に高いレベルで応えてくれました。
もう一つは、代理店としてお付き合いをさせていただく上での企業姿勢です。
弊社の質問や相談に対するレスポンスが非常に早く、大変信頼できるメーカー様であったことが、採用の大きな決め手となりました。
4.
多くのモデルの中で、特に人気のある機種や、お客様が重視される機能について教えてください。
弊社ではすべてのモデルを取り扱い可能な状態にしておりますが、お客様の特性上、特にJ30が人気です。
機能面で評価が高いのは、清掃以外のタスクにも対応できる柔軟性です。
弊社ではこれを「マルチタスク」と呼んでおりますが、お客様によっては販促ツールとしてご活用いただくケースもございます。加えて、メンテナンスのしやすさもご評価いただいております。
本体を持ち上げることなくメンテナンスができるように設計されており、女性スタッフでも扱いやすい点が喜ばれています。
5.
ロボット事業を始めたことで、貴社のビジネスにどのような相乗効果がありましたか?
弊社が元々手掛けていた事業とは異なる分野のお客様からも、ご相談をいただけるようになりました。
ビジネスの入り口が広がったと言えます。
これまで、決済システムが導入済みであるためにお話の機会がなかったお客様とも、このロボットをきっかけに接点が生まれ、弊社の主要事業である決済サービスにも繋がるケースが増えました。
これは会社として非常に大きなメリットだと感じております。
6.
導入後のアフターサポート体制はいかがでしょうか?
コミュニケーションツールを効果的に活用し、特定のエンジニアだけでなく、チーム全体でフォローアップしていただける体制が整っています。
そのため、レスポンスが非常に早いです。機械ですので不具合が発生することもありますが、その際には必ず即座に対応していただける点が素晴らしいと感じています。
7.
今後のロボット活用計画や、導入を検討している企業・施設へのメッセージをお願いします。
「省人化」は、あらゆる業界で求められている課題です。
アイウィズロボティクス様のロボットは豊富なバリエーションがございますので、J30に限らず、様々な施設や状況に合わせてご提案が可能です。
弊社自身も、今後さらに導入を拡大していきたいと考えております。
アイウィズロボティクス様は中国の最先端技術を積極的に取り入れていらっしゃるため、弊社としても、そのロボットを通じて新しいテクノロジーを日本国内に展開していきたいと考えております。